むかーしむかしの曲を。。。

 はるか彼方の…いや16、7年くらい前とか。はっきりしたことはもう覚えておりませんが。YAMAHAのMU90とかMU100Rとか、サウンドブラスターのサウンドフォントとか、もしかするとRolandのXPー30とかも使っていたかもしれない。
 そんな時代の頃の音楽をリマスタリングして、YouTubeにアップしてみました。本当は、僕の過去を知っている人だけにそっと限定公開するつもりでしたが、ここに動画埋め込んだら公開設定にしたのとあんま変わらないかもね(笑)。


 無駄に長くなるであろう作業工程などの雑記は続きから。



 とある場所で販売するためにCDに焼いて、それをリッピングしたWAVしか残ってないので、とりあえずこれをフリーのアップサンプリングソフトウェアのUpconvさんで時間をかけて96kHz24bitにして、Reaperに放り込みEQとコンプ、音量のマキシマイズ作業をしました。ただ、SoundEngineさんのオートマキシマイズをがっつりかけた波形っぽく、曲によってはクリッピングこそしていないが、音量のわりに音が潰れてました。ぐへー。

 モヤッとしているところをくっきりさせて、足りない低音と多すぎるプレゼンスの調整、音圧はガシッと潰し目にしました。

 本来ならば、チャンネルストリップを使って帯域毎にコンプで調整するのがベストな方法なんだろうけど、今の僕の知識レベルではうまくこれらの技術を使いこなせないので(死)、雰囲気重視でミックスしました。

 あの当時は、若さでやり通した感じのあるコード進行と音色と。フィルインもここぞとばかりに物量多め。DTM音源なので最大同時発音数があるはずなのに、とりあえず鳴らしてみて音が切れたらエレメント数の少ない代替音源に差し替えるのが常套手段でした。
 シーケンサーを動かしているパソコンも、MIDIトラックのみなのに結構いっぱいいっぱいで、曲によってはかなり音がモタついていますねw。

 今は、実質無限に音を重ねられるし、MIDIチャンネルに関係なくたくさんトラックを増やせるから、技術的には制限がほぼなくなってしまいました。ソフトウェアシンセで出せる音も太いし、生楽器の音色も小細工せずともリアルなんです。そう、昔はこの''小細工''をすることが楽しかった。

 マスタリング作業をしながら、自分の曲とか聞いているとやはりこっ恥ずかしいですが、それもまた時間がたった今だからこそ感じるところもあるわけです。これが刺激となって新しい曲に生かせるといいなぁ、と。

 あー疲れたw。

おしまい。

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